【ホームページ】誤訳のない多言語ホームページを作る
最終更新日: 2019/05/11 4:38pm
こんにちは。経理の小高です。
今日の川越はとても暖かです。着物を着た若い人たちが賑やかでとても小江戸らしい一日。
みなさま、是非お越しくださいませ。
さて、先ほど会社のポストに日経新聞(夕刊)を取りに行ったら、「誤訳」に関する記事が一面トップにありました。
図1: 令和元年5月11日の日本経済新聞一面
Googleなどの機械翻訳が無料で使えますので、それをそのまま観光案内やお店のメニューなどに使ってしまうとこのような問題が出てしまいます。
来年は東京オリンピックがありますし、せめて失礼がないようにしたいところですね。
弊社は小江戸川越観光協会様のホームページを作成させていただいておりまして、9か国語の外国語のページがあります。英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、ハングル語、タイ語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語。
図2: 小江戸川越観光協会様ホームページの外国語メニュー
下は中国語(簡体字)のページです。他のページはこのページの他言語バージョンです。
図3: 小江戸川越観光協会様ホームページ 中国語(簡体字)
川越市は観光地ということもありまして、数年前にこれらの多言語サイトを製作させていただきました。
この際に問題だったのが「翻訳が正しいかどうか誰もわからない」ということ。当時からGoogleの自動翻訳はありましたが、ホームページの作り手である私どももOKしようがありません。日経新聞にあるようなとんでもない翻訳を「小江戸川越の看板ホームページ」に載せてしまっては大変です。
そこで(ない知恵を振り絞って)たどり着いた結論が、「翻訳の信用度の高い翻訳屋さんを探そう」ということでした。
古い地縁をたどって「大手メーカーの取扱説明書を多数扱っている」業者さんを紹介してもらうことができました。
電機・自動車といったグローバル企業は全世界に製品を出荷していますが、これらの製品には販売地の取り扱い説明書が同梱されています。取り扱い説明書の性質上、間違えることは論外ですし、あいまいな表現も許されません。
業者さんの担当の方とお話してみると、「全部ネイティブスピーカーが翻訳する」とのこと。「世界中で翻訳できない言葉はありませんよ」という心強いお言葉もいただき、製作にこぎつけました。
誤訳をなくすことはできないとは思いますが、(苦労はありましたが)このようなやり方でよかったと思っています。
ちなみに、東京オリンピックでは川越市はゴルフが開催されます。
多言語ホームページは引き続きやらせていただいております(最近では、製造業様の海外向けウェブサイトなど)。
日経新聞の記事にもありますが、飲食店様のメニューなどでもご活用いただければいいと考えています。たとえば、ハラル。間違いが許されない部分ですよね。
それと、外国からの観光客の方々は当たり前ですが「日本のマナー」に不慣れです。
食事の仕方、(小売店での)試食の仕方、お金の払い方などなど。こういったことで海外からのお客様とトラブルが起こってしまうことも結構あると思います。
海外のお客様にとってもホストにとってもお互い気持ちよく、がベストですよね。
下へ、多言語ホームページの弊社のチラシです。
是非、ご用命くださいませ
図4: 弊社多言語ホームページのチラシ
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