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[クラウド] AWSサミットに行ってきました

最終更新日: 2017/06/03 11:04am

カテゴリー: Amazon Web Services, お知らせ, クラウド, 先進技術

こんにちは。経理の小高です。

恒例のAWSサミット(Tokyo 2017)に行ってきました。Amazon Web Services(Amazon.comの子会社でクラウドサービスを世界的に展開する会社)が世界中で開催するイベントです。

毎年Day1に行っているのですが、今年は内容的にDay3にしました。

今年から講演の撮影が禁止になったようで、San FranciscoのYouTubeを貼ってみました(TokyoのYoutubeはまだアップされていないようです)。Day1の基調講演がCTO(最高技術責任者)のワーナー・ボーゲルス博士で始まるのも恒例です。AWS Summitは新高輪プリンスホテルの飛天の間で行われるので、この動画のようなライブ的な感じではありませんが、年々参加者が増えていて驚きます。

CTOの基調講演から始まることが象徴するように、技術寄り(技術者向け)のイベントの色合いが濃かったのですが、エンタープライズ向け(技術的な内容はITの会社に任せて、AWSのサービスを使う会社向け)に変わってきたように感じました。

AmazonとGoogleなしにクラウドは語れませんし、先日、三菱東京UFJ銀行がインフラをAWSに移行する計画を発表しましたので、そういったことも関連するのだろうと思います。

あれ?と思いませんか?

大企業は今頃クラウドなんだ、って。

そうなんですね。特に日本の大きい会社は社内のルールなど色々難しい調整があるので、中小企業よりもクラウドの導入が遅れています。AWSが日本にデータセンターを開設したのが2011年。私どもの会社のできたのが2009年。会社のホームページをAWSのインフラで動かしたときは、まだ、アメリカのデータセンターしか使えませんでした。そんな話をすると意外と驚かれたりします。

 

ビッグデータ、データ解析関連のセッションを中心に見せてもらいましたが、一番印象に残ったのがKiva(キヴァ)の実物が見れたことでした。KivaというのはAmazon.comの配送センターにたくさんある人工知能ロボットです。下にYoutubeも貼りました。このオレンジのロボットです。動画でみるよりも、ガッシリどっしりしていました。大きなルンバのような感じですね。動画にあるようにKivaのようなロボットをつかえば、配送センターにぎっちりパレットを置けます。商品をピックアップするときのパレットの動かし方も自動的に計算すると言ってました。例えば、奥のパレットを取り出すときには、複数のKivaが走って行って、協力して取り出すとのこと。

夢のある機械だなぁ、と思いました。

 

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